パートナーシップ

MoisesとFender Studio、Studio Pro内で画期的な連携を開始

Moises Studioとの連携により、ステム分離、ステム生成、ボイス変換を録音ワークフローに直接組み込めます。

米ユタ州ソルトレイクシティ — 2026年6月9日 — MoisesとFender Studioは本日、MoisesのAI搭載音楽制作機能をFender Studio Pro 8.1に直接組み込む新しい連携を発表しました。これによりFender Studio Proは、Moises Studioのワークフローをネイティブに統合した初の主要DAWとなります。これにより、録音セッションを離れることなく、ステムの分離、ボーカルの変換、音楽的な伴奏の生成が行えます。

この連携により、 Fender Studio Pro をご利用のお客様は、セッション内から直接Moisesの機能を使えるようになります。DAWを離れずに、楽曲内の各パートを切り出したり、ご自身のステムの1つをもとに新しい音楽アイデアを生み出したり、実在のアーティストとともに構築され、利用に応じてロイヤリティが支払われる音声モデルでボーカルを作り変えたりできます。

「Moisesは、ミュージシャンが音楽を作るその場所で使えるように設計されています」と、Moises共同創業者兼CEOのGeraldo Ramos氏は述べています。「Fender Studioとの提携により、世界中のミュージシャンが使うクリエイティブ環境の中へ私たちの技術を直接届けられるようになりました。ワークフローをよりスマートに、より速く、よりつながったものにしながら、あらゆる判断の中心にアーティストを置き続けます。」

今回のFender Studioとの提携は、Moisesが2025年を通して一貫して打ち出してきた考え方を反映しています。テキストから楽曲を一気に作る近道や、曲全体を生成するモデルを追いかけるのではなく、Moisesはアーティストのワークフローに自然に加わる機能づくりに注力してきました。すでに信頼されている制作環境の中で使え、AIは前に出すぎず、音楽制作そのものを支える存在として機能します。Fender Studioとのコラボレーションは、このアプローチをさらに前進させるものであり、Moisesのフルスイートがプロ向けの制作環境に統合される初めての事例となります。

「Fender Studioは、現代のDAWがどうあるべきかを示しています。そして今回の提携は、その象徴的な例です。MoisesをFender Studio Proに直接統合することで、ミュージシャンはセッションを離れることなく、ステムを取り出し、新しいアイデアを生み出し、ボーカルを作り変えられるようになります」と、Fender ElectronicsのChief Product OfficerであるMax Gutnik氏は述べています。「しかし、この技術を前に進めることに意味があるのは、ミュージシャン自身が主導権を持ち続けられる場合だけです。私たちは、AIはプレイヤーにより多くの表現手段を渡すべきであって、代わりに創作するべきではないと考えています。そこが重要です。ツールは前に進めつつ、クリエイティブコントロールはあるべき場所にきちんと残す。それが大切です。」

この連携は、Fender Studio Pro 8.1の広範なアップデートの一部として提供されます。今回の8.1では、ネイティブのリアルタイムピッチ補正プラグイン、オーディオトラック上でのピッチカーブ表示、作曲および制作ワークフローの改善、さらにPro+加入者向けのStudio Assistantも追加されています。Fender Studio Proをご利用のお客様は、Moises Proの全機能を14日間、追加登録なしでお試しいただけます。すでにMoisesをご利用中の場合は、現在のアカウント情報でサインインするだけで、DAW内でもそのままプランをご利用いただけます。

Moises

Moisesは、Appleにより「2024年 iPad App of the Year」に選ばれ、さらに2025年のApple Design Awardsファイナリストにも選出された、ミュージシャンのためのクリエイティブスイートです。Moisesは、音楽練習、パフォーマンス、制作を支えるAI機能を通じて、アーティストがより効率よく学び、試し、アイデアを形にしていけるよう支えます。Spotify、Pandora、TikTokなどでの経験を持つ世界トップクラスのエンジニアやサイエンティストのチームに支えられ、Moisesは最先端のAIモデルを複数開発してきました。これらのモデルは、毎日ほぼ6年分に相当するオーディオを処理しています。現在、Moisesは世界で7,500万人以上に利用されており、33言語に対応し、アメリカ、ブラジル、ヨーロッパにまたがるグローバルチームで運営されています。

Fender Studio

Fender Studioは、何十年にもわたる革新を土台に、業界をリードするソフトウェア、緻密に設計されたハードウェア、そして伝説的なサウンドを、次世代の音楽クリエイターに向けた強力な音楽制作エコシステムへとまとめ上げています。中核となるのは、録音ソフトウェアのFender Studio Pro、Fender Quantum Series Interfaces、そしてFender Motion Controllersです。この次世代ラインアップは、ハードウェアとソフトウェアのシームレスな連携を実現し、最初のリフから最終リリースまで、アーティストが自分のアイデアを形にしていく力を支えます。これらのツールは一体となって、Fenderのビジョンの次なる進化を体現しています。つまり、伝統とテクノロジーをつなぎ、次世代の音楽クリエイターにインスピレーションを与え、本当に大切なこと――音楽を作ること――に集中できるよう後押しするということです。

Moises