Moisesのチュートリアル

苦手なキーを、弾いていて楽しいキーに変える方法

ベースやボーカルには申し分なくても、ほかの楽器にはつらいキーというものがあります。演奏そのものには一切手を加えずに、どんな曲でも、さらには自分のレコーディングでもキーを変える方法をご紹介します。

あなたの邪魔をするキー

ベースやボーカルにはぴったりはまるのに、ギターにとってはつらい、そんなキーで書かれた曲はたくさんあります。バレーコードが延々と続いたり、指になじまないコードフォームばかりになったり、弾けるようにするためだけにカポが必要になったりします。本気で曲を覚えようとしているとき、まさにそれを避けたいのです。パートに集中する代わりに、キーと格闘することになってしまいますから。

転機:手ではなく、キーのほうをトランスポーズする 弾きにくいキーに指を無理やり合わせるのではなく、キーそのものを変えてしまえばいいのです。Moisesには、まさにそのためのトランスポーズ機能があります。コードフォームも含めて、自分が本当に弾きやすいキーへと曲を移してくれます。しかも、演奏そのものには何ひとつ手を加えません。

2クリックでC#マイナーからBマイナーへ

読み込んでいた曲のキーはC#マイナーで、正直なところ、いい響きでした。ただ、私はBマイナーのほうがずっと弾きやすいのです。そこでトランスポーズ機能を使い、2クリックでC#マイナーからBマイナーへ下げました。それだけです。Bマイナーでも響きは申し分なく、違うのは、最初から最後までキーと格闘する代わりに、指に自然になじむコードフォームで弾けるようになったことでした。

自分のレコーディングにも使えます

ここが本当に気に入っているところです。これは練習中の曲だけのものではなく、自分のレコーディングにも使えます。CのキーでギターソロをMoisesに録音した場合、あとからそのトラックをトランスポーズして、まったく同じソロをDやEメジャー、あるいは必要なキーで手に入れられます。あるキーでパートを書いたあとに、別のキーであるべきだったと気づいたときには、これが大きな近道になります。

気に入ったキーが、数クリックで手に入ります

トランスポーズ機能とは、つまりこういうことです。数クリックで、自分の楽器では扱いづらかったキーが、弾いていて楽しいキーに変わります。次に曲のキーが助けになるどころか足を引っぱってきたときは、無理に押し通さないでください。キーのほうを動かしましょう。

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Ruben Wan

Ruben Wanは、パナマ生まれでロサンゼルスを拠点とするアーティスト、ギタリスト、プロデューサーであり、表現力豊かな演奏、オリジナル楽曲、そしてギターに対する独自のアプローチで知られています。 ミュージシャンズインスティテュート(GIT)を卒業し、南カリフォルニア大学で修士号を取得した彼の活動は、レコーディング、ライブパフォーマンス、そして主要なポップアーティストのセッション演奏に及び、音楽やソーシャルメディアを通じて世界中のリスナーに支持され、ストリーミング再生回数は数百万回に上ります。 アーティストとしての活動に加え、Rubenは経験豊富な講師でもあり、世界中でマスタークラスやワークショップを開催。また、主要な音楽ブランドとコラボレーションを行い、Guitar WorldやGuitar.comなどの主要誌でも特集されています。